歯・口のけがの応急手当 FAQ

 「歯・口のけが防止」講習会で寄せられた質問にお答えします。

Q 学校外で歯牙が抜け落ち、保存液がない場合等にどのようなものを代用品として歯牙を持たせたらいいですか?
A 牛乳、精製水、生理食塩水(0.9%濃度)、唾液などが代用できます。

Q 保存液や保存液の代用品で、保存可能時間はどれくらいですか?
A 脱落歯の保存可能時間は、表を参考にしてください。
状態・種類 保存可能時間
乾燥状態 30分以内
精製水 30分以内
生理食塩水(0.9%濃度) 1時間~2時間以内
唾液 1時間以内
牛乳 24時間
歯の保存液 48時間
(研究データによる)

!ポイントと注意!

 緊急の場合には、乾燥と汚染を避けることが大切です。
 ハンカチやティッシュペーパーなどで湿潤した状態を保ちながら歯科医療機関を受診するのがよいでしょう。
 唾液中では1時間の保存可能となっていますが、外傷で脱落を起こした歯を子どもの口に入れておくのは、その子どもの状態によっては危険なことも考えられます。
 ハンカチやティッシュペーパーを唾液でぬらすようにしながら、歯をくるむ程度で良いと思います。
 しかし、脱臼していると出血をしますので、子どもの唾液を使用するのは難しい場合があります。