障害事例(特別支援学校)

  場合別
場合別グラフ
 平成19年度の特別支援学校の障害の発生件数は10件でした。それを場合別で分析してみますと各教科での発生数が6件、休憩時間が3件、通学中が1件となっています。


 体育的活動以外での負傷が多いようです。


障害種別グラフ
 障害種別で分析してみると、歯牙障害が5件、外貌・露出部分の醜状障害が2件、下肢切断・機能障害が2件、手指切断・機能障害が1件となっていました。


 学校種別では、小学部が1件、中学部が3件、高等部6件となっています。


 特別支援学校は発生件数が少ないため、小学部・中学部と高等部の2回に分け、全事例を紹介します。
 
  小学部

 今回の事故については、おむつ交換の際、少し目を離している間にベッドから落ちて負傷しています。

 ちょっとした時間だからと気を抜かず、ベッド等で転倒・転落しないような措置を取るといった注意をする必要があります。

 



■ 事例紹介

19障-467 特小6年・女 歯牙障害 休憩時間中
 本児童を女子トイレに連れて行き、介助用ベッドでオムツ交換をしようとしていた。オムツを替えようと衣服を脱がせていたときに、トイレ個室のアコーディオンカーテンが開いていたため、閉めようとその場を少し離れた。直後に背後でドスンと音がし、振り返ると本児童が床に腹臥位の状態で落ちて、負傷していた。

 

 
  中学部
ぶらんこ
 特別支援学校での事故については、思いもがけないところでの負傷などが見受けられます。

 周囲の器具・柱・柵等をマットで保護する対策、危険な場所を触れないようにする対策などを考慮する必要があります。そのためにも、数多くの事例を共有しておくことが必要です。

 



■ 事例紹介

19障-462 特中2年・男 手指切断・機能障害 自立活動
 課題別学習の終わりごろ、本生徒を三輪自転車の荷台に乗せて校外を走っていたところ、車輪に本生徒の手が触った感覚があった。すぐに確かめたところ、左手人差し指の先を負傷した。

 

19障-468 特中2年・女 歯牙障害 昼食時休憩時間中
 ぶらんこで遊んでいるときに教師に声掛けをされ、ぶらんこを止めて降りようとした際、ぶらんこの勢いが抑えられず2、3歩前傾姿勢となり、前にある鉄柵に口をぶつけた。

 

19障-469 特中2年・男 下肢切断・機能障害 授業終了後の特定時間中
 下校しようと教室から廊下に出たところ突然走り出し、足がもつれバランスを崩し前に転倒した際、体重が右膝にかかり痛みを感じた。

 

参考資料
≪学校の管理下の死亡・障害事例と事故防止の留意点<平成20年版>≫事例と事故防止の留意点

 平成19年度に災害共済給付制度により障害見舞金、死亡見舞金及び供花料を支給した全事例756件について、これらを整理・収録し、死亡や障害の発生の傾向を示すとともに、学校種(小学校、中学校、高等学校・高等専門学校、特別支援学校、幼稚園・保育所)別に児童生徒等の特性に合わせて事故防止の留意点を記しています。
 さらに、特集として「転落事故防止の留意点」を掲載しています。安全教育、安全管理の参考資料として、児童生徒等の事件及び事故・災害防止に、ご活用ください。

 

 
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